インバースネットが提唱する「つなぐ」には、大きく二通りの意味があります。
一つは、生産者である私たちの「つなぐ」。まだ使える資源を大切に再利用すれば、リサイクル型の社会が実現します。
もう一つは、消費者である皆さまの「つなぐ」。使わなくなった機器類を、必要としている方のお手元に届けることで、リデュースとリユースに結び付けていきます。
当社はもともと、ダイヤル式の電話機や交換機などの引き取り・解体業務から創業し、素材の分別作業においては約70年のノウハウを持っています。
また、廃棄・処分のみならず、保守・修理にも力を入れてきました。終わりのある直線的なスキームを円にすることで、さまざまな価値が回り出すはずです。
さらに、受注生産型BTOとしては草分け的な存在である「FRONTIER」ブランドを中心とした、新しいものづくりにも挑戦しています。
いままでになかったものを創り出す。無から有を産み出す。新しい時代をどこまでも駆け抜けていけるインバースネットの推進力に、ぜひご期待ください。
当社が大切にしているのは、人による意思の力、すなわち「情熱」です。せっかくのひらめきも、風通しの悪い環境にあっては、燃え広がることができないでしょう。私が代表取締役社長として真っ先に心がけたのは、何ごとも本気と本音で言い合える環境づくりでした。それは、次のようなスローガンに表されています。
ただし、闘志の火を内に秘めていても人は動きません。このスローガンには続きがあり、「見せろ! インバース魂」へステップアップしてこそ、会社も人も成長することができるでしょう。目に見える炎、肌で感じる熱気。こうした力強いエネルギーを沸き立たせるのが会社からの風、つまり「社風」なのです。
当社の創業は1947(昭和22)年。まだ廃棄物処理への関心が薄かった時代から、電話機や交換機などの引取・解体業務を手掛けてきました。
この基本方針は、ダイヤル式の電話機を見かけなくなった現代でも変わりません。機器類の「リサイクル業務」を大黒柱に据えつつ、中古パソコンの販売による「リユース業務」と電子機器類から資源を回収する「リデュース業務」を加えた三本柱によって、地球の環境問題に貢献して参りました。
さらに今日では、オリジナルブランドによるハイスペックマシンの開発や情報セキュリティのソリューション事業など、「新たな価値の提案」にもチャレンジしております。
今後も、本気度が伝わる会社として、より一層の努力を続けて参ります。「燃やせ!」「見せろ!」の後には何が続くのか。ぜひ、我々の「インバース魂」にご期待ください。
インバースネット株式会社
代表取締役社長 山本慶次郎